工務店・設計事務所・建材店の皆様に 

二百年住宅『母大樹の家』基礎の続きです 

基礎2.jpg基礎.jpg200811201407.jpg200811201406.jpgお天気に恵まれて、基礎工事も順調に進んでいます。
シロアリ対策として土壌処理もおわり、ビニールシートの上には鉄筋が組み立てられていきます。型枠の内側に使用する特殊な金物を撮ってみましたが、わかるでしょうか。

基礎が高くなると、鉄筋とコンクリート、そして基礎断熱材の使用量も大幅に増えていきます。
「こだわる」かどうか、それだけで家造りのそれこそ基礎が変わってしまうのです。




商流の中間地点「プレカット工場」 

03.jpg05.jpg06.jpg01.jpg

大工さんが材木を下小屋で墨付けし刻んだ時代から、プレカットによる刻みに変わってきた。
恐らく木造住宅全体の80%近くが、プレカットになっている思う。
それだけに、下小屋で刻み、加工をする大工工務店さんは貴重な存在なのだ。
世の中効率を求めなければいけないところと、むしろ無駄があってもあえて効率を追求しないという存在があっても良いのではなかろうか。
「母大樹の家」ではこの下小屋で刻む大工さんもきっと多くなると思う。
なぜならば、多くの柱材が普通のプレカットラインに乗らないからだ。
しかし、顧客からの要望に応えるためには、「プレカット刻み」「プレカット金物工法」この二つの仕組みは確保しなければならない。
①材料持込・賃加工をしてくれるか。
今までいくつかの工場にあたり断られ続けた。
しかし、やつと「金物工法」「刻み」とも引き受けてくれる工場が見つかり打ち合わせをしました。
大きな工場ではないが、それだから下小屋と大規模工場のそれぞれいいところをもっているともいえる。

②規格から外れた材料の加工
大工が常駐して、プレカットラインに乗らない「五寸x八寸」の柱は手で加工する。
曲がりのある梁材や欅の大黒柱などを刻んでいた。

③小口配送
現場はそれこそ一軒一軒敷地・道路条件・近隣なども異なっている。
これらの状況にあわせた細やかな配送は充分可能という。

④決済
材料は持ち込み、手間加工という事になれば支払は大工さんと同様に「現金」という事になる。
産地からの木材とその加工までのすべては「掛け支払」ではなく「現金支払」
ここが、今までの商流決済と根本的に異なっている。
しかし、良いものを少しでも手ごろな価格で求めるためには、どんな商いでも「現金支払」に勝るものは無い。
昨日プレカット工場との打ち合わせに出かけたときの映像です。




国産無垢材の太い柱と梁で造る真壁の家「都市型民家・母大樹」のお問い合わせについて① 

最近メールや電話で「こんな家造りをしてみたかった」という家造りを検討しているお客様、「自分もやりたいけれどどうすればよいのか・・・」と問い合わせ頂く工務店さん、など様々なお問い合わせが増えています。

そこで、基本的な考え方をお伝えしておく必要があるようです。
家造りを真剣に考えているあなたにとって、価値のある家を納得しながら建てたいのは当然です
しかし、家造りはなんと様々な選択を繰り返さなければならないことが多いか驚かれることだと思います。
しかし、そもそも家づくりの原点とは・・・それは住む人の「地震や災害などから生命財産を守り、健康で快適な生活を営めること」に始まるのではないでしょうか。
その上で、長持ちする家、将来の生活や環境の変化に柔軟に対応できる仕組みが、必要なのだと思います。
家づくりの素材である木材の20%しか国産材は使われていません。
しかも、乾燥した木材は、そのまた20%・・・・ということはせいぜい4%しかこの条件を満たした家は無いということなのです。価値ある住いとは何か、それには様々な規準があると思いますが、豊富に存在している国産の木材を使わずに
なにも、素性の知れない外材や集成材を使わなくても十分に家は建てられるのです。
国産材の規格を見直し、商流や産地との決済方法を改善する仕組みが出来てきました。
究極のあなただけのために、注文を受けてから原木の手配や製材、乾燥そして木材加工がスタートします。
プレカットラインで木材の素性を無視して、かまわずに加工するのではなく一本一本木材の性格や使う場所を考えながら、機械と職人の手作業で昔ながらの邸別加工が行われていきます。
これは、産地から消費地である現場まで一貫した流れとして無駄のない仕組みになってきました。
この仕組みを利用して和風、洋風家づくりのスタイルや好みは自由に選べばよいのです。

工務店・設計事務所の方にお伝えしておきます。
まず、第一にこの「母大樹の家」は特殊な工法やFC・ボランタリーチェーンのような「業者の方たちに多額の費用負担をお願いしてお誘いする会ではない」ということです。
造り手が本当に誇りと自信をもって、国産材を使って良い家を造りたい・・・とそんな思いを抱く方ならどなたでも入会できます。いまいま工事は無い・・・だからこそ、他の工務店やビルダーがやらない国産材を使った本物の家を造ったらよいのではないでしょうか。


そもそも、「山には国産材があふれているにもかかわらず、荒廃している」この事実があります。
それは、そのまま産地の林業や製材業の廃業倒産につながり、放置していれば益々状況は悪くなるだけです。
一方、消費地では外材に依存したどことも変わらない家造りが主流になり「国産材で家を造りたい」と建築業者やお客様が望んでも、乾燥した国産木材が流通していません。・・・・「背割れ」などは未乾燥材だから仕方なくせざるをえない手段です。
しかも、産地では小さな需要には何とかこたえられても、多くの需要が発生すると原木の手当ても製材もそして乾燥もすべて対応できる状況とはいえません。
なによりも、こちらが必要とする木材を必要なときに必要なだけ邸別配送する能力などありません。
原木の手当て、製材、乾燥、流通そして決済まで今までの家づくりの仕組みを根本的に見直さない限り問題は解決しないと思っています。
消費地の家造りに携わる私たち、
設計事務所・工務店は、顧客からの注文が取れず、後継者も将来に希望の持てる仕事ではなくなってしまいました。
そして、建材を工務店から請け負っていた建材業者も工務店や設計事務所が受注がなければ、商売として成り立っていく事は出来ないのです。
生意気なようですが、日本全国で問題となっている「シャッター通りの商店街」となってしまうことはこのまま何も手を打たないでいれば避けられません。

ところで今、ハウスメーカーは私たちにとって脅威でしょうか。
顧客の多くがこのような大手メーカーに流れたけれど、ある意味では私たち工務店とは住み分けが出来ていました。
ところが、タマホームなどのローコスト木造住宅を造る会社や、いま盛んに活動し始めた三澤千代治氏の「HABITA」の仕組みは、住宅業界におけるコンビニエンスストアーを目指しています。
私たちがハウスメーカーと住み分けてきた「残された市場」を狙っているのです。
この影響を受けるのは、ハウスメーカーではなく「私やあなた」ではないでしょうか。

今、建設業者それも元請で受注できる会社は「全国で30,000社強」といわれています。
20棟以上の受注のある会社はその中で「3,000社」しかも75%以上のほとんどの会社は、年間5棟以下といいます。
そして建築需要は今後少なくなる事はあっても、多くなることは無いのです。
私は、「マニアックな家造り」や昔ながらの民家を造りたいわけではありません。
それよりも、普通に造る家を「国産材の太い柱と梁で造る」ある意味では当たり前の家造りをしたいのです。
ただ、このような国産材の太い柱と梁、それも乾燥材となると「高くなる」と思うかもしれません。
高くしないために、木材の規格を決め商流や決済方法までも、新たな取り組みが必要になります。
多くの工務店や設計事務所が参加をしていただき、産地を元気にするとともに本来の家づくりの担い手である私たちの手に家造りを取り戻して見ませんか。
あなたの参加を心から歓迎いたします。





ところで「母大樹の家」とはなに・どんな仕組み? 

施工工務店を募集するわけでもない、勿論FCやボランタリーシステムでもない。
いったい「母大樹の家」とは何を目的にしているの、いまどき「無料で人のために汗を流す」などといわれても、胡散臭いし信じるわけには行かないぞ。
それはそうですよ。
私は特別に忙しいわけでは無いけれど「他人様のために無料で汗水たらすなどの心境までには至っていません」
そんなことするなら、家で本でも読んでいたほうが楽しいし、体だって楽です。

それでもこうしてブログを書いたり、打ち合わせで飛び回るには個人的な訳があるのです。
ハッキリ言って産地と消費地とを結びつけたり、家づくりのシステムを考えたりする事、それが好きなのです。
これは人のためではなく自社や自分のためにやっていることですから、マッタク苦痛ではなくむしろ「ワクワク」する。
病気です。
やりはじめると、自分が予想もしなかったような障害や問題、予想はしていたけれどそれをはるかに超える問題、など
「仕組みづくり」にどうしても解決しなければならない出来事が、目の前に表れてきます。
人はそれが面倒だ・嫌だというかもしれません。
しかし私は、だから「楽しい」だから「やりがいかある」のです。
問題を解決するために知恵を絞り、相手の意見を良く聞いて、解決方法を見つけていく」
何か推理小説やパズルを解いている気分です。

当社でいえば、
これからは、時代はこうなる。だから家づくりの方向はこうしなければいけないと思う。
それを具体化していく途中で、今までの家造りを根本から否定しなければならなくなるかもしれない。
マッタく新しい素材や考え方も必要となるだろう。
しかし、それでもその方向に一歩踏み出さなければ「生き残ることは難しい」と新しい仕組みづくりに取り組みます。
でも、会社では現場は昨日の延長線上で日々の事業は進み、それは明日以降につながっていって始めて成り立っています。
それを途中で、すべてを真っ暗なトンネル・入り出口の見えない世界に踏み出すことなどできません。
それは、言われなくとも当然なことで、ほとんどすべての会社が同じだと思います。

そこで、私は会社の現業実務は社長に任せ「何もしない会・長」として今までの取り組みや家づくりの考え方を
まとめて出版してきました。
たった一年前取り上げた、技術や施工についてもまったく新しい考え方に立って家造りに取り組むと、使えない事も出てきます。
それはそれで受け入れないと物事は進みませんから、割り切る事にしています。

ところが始末の悪い事に
私の楽しみはほぼ、問題解決まで終わり。
それを、より発展させ運営していく仕事や役割は正直言って「楽しくない」「面白くない」だから「やりたくありません」
仲間作りや事務局運営などお金を貰ってもやりたくない、それが本音です。
参加する方たちの経験や仕事の仕組み、土地柄、社長の性格・数多くのお仲間が出来たら楽しい反面、どちらかというと「私にとっては苦痛」なのですね。

前置きが長くなりました。


本題です。

「母大樹の家」とは
日本の山に豊富にありながら、適切な使い道がないため活用されていない木材を「市場を創造して活かす」
「原木の山」を丸まる購入して製材乾燥する「産直方式による完全オーダー製材」
「五寸X八寸」の柱や梁を中心とした「真壁工法」・「梁を除いて総ヒノキただし4寸まで」も対応しています。
一軒一軒建物の間取りや外観を大切に地震に強い家造りに欠かせない「邸別構造計算」
現金決済
建材業者・工務店・設計事務所の地元ネットワークの確立と発注手配管理
産地との窓口を一本にする。

構造や加工はすべて上記以外は自由です。
構造材・仕上げ材だけを購入し「下小屋で加工」
プレカット工場で在来工法の加工
プレカット工場で金物工法の加工
特殊金物工法(金物は一切見えません)下小屋で加工して現場搬入
マッタク自由です。
自社の考え方を存分に活かして、お客様と好きな家造りをすればよいでしょう。
プレカット工場も地域で持ち込み材を承諾してくれる会社があれば、そこに協力してもらうほうが便利でしょう。
工場との打ち合わせや確認は、自分がやるわけで近ければ工場に行って打ち合わせも出来ますから。

産地と現場が元気になり、本来の家造りを復活前進させていく事に工務店や建材業者、時には材木屋さんが
勝ち残っていく道があると思います。
産地は木材の活用が広がり・工務店・建築士は「二百年住宅」への取り組みを通して建材業者と協力する。
これらの取り組みがそのまま国産無垢材を豊富に使った「建物価値から見たら格安」で「長寿命の家」を
顧客にお届けする事が出来るのです。

ただしそれには一つ条件があります。
産地やプレカット工場との連動や仕組みづくりは、やっと動き始めたばかりです。
魅力があるからということで多くの方に最初から加わっていただく事は、様々な混乱をもたらすでしょうし
ご迷惑をおかけすると思います。
それゆえに、一緒にやりたいといわれてもすべての方の希望にはお応えできないこと・
しかも各社ともに一年間三棟の限定出荷とさせ貰います。

無理をせず余分な経費もかけず、地道に一歩一歩、歩みたいと思っています。
まずは「母大樹事務局は私と女子事務員」が本業の片手間に行いますから、過大な期待はしないでください。




常識の壁を壊す・・・商流を見直す「プレカット工場」これが問題だ。 

R0010931.jpgP1000535.JPGP1000534.JPG同じ家造りでも、中身を見ると昔とはマッタク変わってしまった。
外材比率が80%、それもホワイトウッドの集成材が多くなり加工は大工工務店の下小屋から「プレカット工場」で加工して現場搬入されている。
実にこのプレカット加工の比率も75%になっているという。
そうなると当然構造材の流れも、激変している事になる。
市場から材木業者そして大工工務店に変わって「製材所・商社」から「プレカット工場」そして建築現場なのだ。
むむ、大工工務店はどこに行ったの。
実は、大工工務店は現場に加工された構造材が搬入されるまで木材を目にしたり手に触れることがない。
これでは、木材に対してのこだわりなど、期待すること自体が無理だと思う。
ここにも「本来の工務店」としての役割がなくなっている現状があるのです。
そしてもっと大切な事は、町の材木業者の仕事がなくなってしまうということだ。
今までの常識だった「商流が破壊された」といっても過言では無いだろう。
それも、時代の流れだとしたら素直に受け止めるしかないのかもしれない。

ここに出来上がった「製材所・商社」から「プレカット工場」という商流そのものが
今回「母大樹の家」の障害となってくる。

問題①プレカット工場のラインに乗らない。

首都圏のプレカット工場の多くは、外材それも集成材を取り扱っている。
このようなプレカット工場では工場のラインに乗った木材がコンピューターと連動して次々と木材を加工する
効率の良い仕組みが出来上がっている。
当然、規格材を中心に加工する事が条件になる。
しかし、和室など真壁で表す場合は隣接した下小屋で大工が加工せざるを得ない。
そうなると、真壁工法だけで造ろうとする「母大樹の家」は効率的な「プレカット加工」が出来ないという現実を
解消しなければ、ならなくなってしまうのです。
仮にプレカットが可能だとしても、規格材(最大4.5寸角)を超える五寸角の柱や梁となると工場のラインに乗せる事が出来ない。
しかも、通常の木材加工とは別に「金物工法」も準備したいとなると結構ハードルは高い。
これについては、別に詳しく説明します。

問題②材料の持ち込み製材を受け付けてくれない。

プレカット工場が次々と作られると、競争によって加工賃が安くなっていくのは避けられません。
現在埼玉県の場合、一般的な住宅のプレカット工賃は坪当たり4,500~5,000前後だといいます。
注文住宅を大工・工務店の下小屋で加工すると坪当たり14,000~20,000の人工になる事を考えると
間違いなく激安です。
これでは、プレカット工場は大量に加工しない限り赤字になってしまう。
そうならないためには、構造材を商社から大量に直接買い付け木材費で利益を確保する事が必要になる。
出来れば、一軒の家丸ごと設備や建材まで請け負うことが出来るに越したことは無い。
町場の建材業者は工務店を回り次の工事での設備や建材の注文を受けるのに比べて、構造材の見積もりから
始めれば、情報は早く手に入り設備などの注文もあわせて受けられるメリットが出てくる。
だから、大きな建材業者が経営する「プレカット工場」が増えている。
これが現実なのです。
すると、構造材も含めて「材料持込」は彼らにとってよほど加工賃を得られなければやりたくないしことという事になる。
事実、数社近隣のプレカット工場に話を持ち込んでみたがすべて断られてしまった。

問題③国産無垢材の「金物工法」はほとんどない。

金物を使って木材の断面欠損を少なくする家造りは、最近構造材の現しをする家造りに採用されている。
例えば、積水ハウスの「シャーウッド」は集成材に金物を使って造っている。
集成材を前提にした「金物工法」が主流で「国産無垢材」に金物工法はあまり見たことも聞いたこともない。
その理由は、集成材は構造材として鉄骨などと同様に強度の認定があり、木材の収縮や割れが少ないということだ。
なぜ収縮や割れが少ないかといわれれば、「呼吸していない」から。
なぜ強いかというと「接着剤の強度」が優れているから。
これらをメリットと見れば、無垢材を使う事になにもこだわる必要はない。
しかし、本物だから呼吸し本物だから人と同じように木は一本一本異なる性質をもっているとも言える。
それを、価値とする人だけが国産材の家造りをすればいいと思っている。
ところで、木材の強度を一定と出来ない以上「家全体で強度の検証をする」事が重要になってくる。
ここで必要になるのが「邸別構造計算」だ。
木材の強度を大幅に余裕を持って少なく設定し、安全率も見込んで構造計算した上で造られるとしたら安心してすごすことが出来る。
あとは、無垢材に適合する金物とプレカットを工夫すればよい。

これらの問題・障害を解決していった過程は又次回。




家造り・それぞれの役割とは・・・・・建材店 

名称未設定 1.jpg家造りには、多くの人やそれぞれ専門の業者がかかわっています。
大手ハウスメーカーといえども、現場で家造りに携わっているのは「大工」「水道設備」「電気」など専門の職人や業者なのです。
その意味で言えば、ハウスメーカーの役割は商品開発や販売といっても間違いはありません。
これは、町場の工務店にも言えることで、木材は・・・設備は・・など自社で出来る事は限られています。
様々な役割が業者としてあるわけですが、中でも建材業者の役割は私はとても大切だと思っています。
「与信」「倉庫」「配送」「情報」など果たしていた機能は多岐に渡っていたのですが、昨今世の中の変化でこれらの機能が失われてしまったと思うのは私だけでしょうか。
建材店にとって大切な顧客とはそれは紛れもなく「工務店」です。
工務店にとって有益な情報をお届けし、しかも家づくりの大切なお手伝いが出来てこそ建材店の価値があります。
ただ、あの建材屋に比べて「●●安い」などというビジネスは自社も疲弊するだけで、事業を継続することにはつながりません。
お付き合いしている工務店には、それぞれ家造りに対する考え方やその会社の特徴など一社として同じ会社は存在しませんが、本当に「いい家」を造りたいと考えている会社は、建材店ならわかります。
そんな工務店が建材店とともに「母大樹の家」造りに参加して、地元を中心に協力しあっていかなければ「小さな工務店」はこれからの時代生き残っていくことは難しいのではないでしょうか。
これからは地域のほかの工務店を排除して競争優位を確立する事は、実は難しいのです。
例えば、「HABITA」は年商20億以上の工務店や建設会社が住宅コンビニを造るでしょう。
www.m-int.jp  で見てください。
町の中にモデルハウスを造り、営業マンを雇って広告宣伝するわけですが、小さな工務店はこれは出来ません。
「見せられる家」現場など一社で用意することなど無理なはずです。
だとしたら、建材店を中心にお互いの施工現場をお客様に見せられる機会をより多くするためにも、協力し合うほうがいいはずです。
工務店は造る事は得意ですが「売ること」「様々な打ち合わせ」などどちらかというと不得意です。
これらを、建材店がお手伝いする事がお互いにプラスになる事は間違いありません。
具体的には「木材の木拾い・チェック」「木材の発注」「プレカット工場との打ち合わせ」「建材・設備の手配」や支払の窓口としての業務等が発生します。
これらのことも含めて建材店は、工務店が一つでも多くの受注を取れるように「魅力のある家造り」の情報を提供しなければならないはずです。

次回は常識を壊す仕組みをお知らせします。
「母大樹の家」は今までの商習慣を根本的に変えたところに特徴があります。
それは、決済業務を初めとして産地を含めこれに係わるすべての業者の業務を専門化したところにもあるのです。





木材取引の現状を変える・・・・①原木丸々使い切る取引とは 

木材の取引は、歴史も古く様々な仕組みが成立しています。
木材には樹種・産地などや、木材の等級や使われる用途で価格は大幅に変わってくるのです。
「釈迦に説法」ではありますが、これは専門業者にとって常識であっても、お客様にとってなんとも不思議な世界だと思いませんか。
今テレビで多く取り上げられる機会の多い「大間のマグロ」と同じだといっても良いでしょう。
「大間のマグロ」それも一本釣りされたマグロは「超高級ブランド」です。
そしておなじ「大間のマグロ」でも大きさによって価格が違うといいます。
その他本マグロには「南マグロ」などあるのですが、「大間のマグロ」とは価格は比べようもありません。
このマグロはほとんどが「築地市場」に運ばれ仲買人によって競り落とされて、解体され大トロ・中トロ・赤味など小口に分けて料亭などで使われています。
私の口に入ることは無いな・・・これが現実ですね。

木材も、原木を柱や梁、板材などの用途に合わせて加工されるため部位、等級や見た目で価格が大きく異なります。
同じように、木材も桧柱でも産地や節のあり無し、色合いによって価格は5倍から10倍違ってしまいます。
そして、工務店が購入するときは(今はプレカット工場から購入)一本いくらで仕入れているはずです。
必要な木材を用途に合わせて購入する、それはまるで街中の寿司屋さんがマグロの中トロなどをブロックを小分けにして買っているのと同様です。
確かに見て、必要数量だけを買えばリスクはありません。
しかし、それは購入する価格となって跳ね返っているのです。
本マグロ以外のキハダマグロやメバチマグロは価格も安くスーパーなどで売られていますが、やはりマグロは本マグロがいいな・・・これは、外材のツガや集成材みたいなものと考えればいいでしょうね。

製材された木材を市場で仕入れる材木業者は、柱などをまとまって仕入れた中から節の少ない木材は選別し
役物として、高い価格をつけて販売します。
ここに材木屋さんの利益があるわけです。

家造りでは「いい家」は窓枠やドア枠、敷居・鴨居などには役物といわれる無垢材を使うのですが、この価格は一番安いものでも構造材の五倍以上しています。

そのため、大壁工法が大半となった現在の住宅造りで、このような高価な無垢材に変わり塩ビ製品や印刷されたもの中には、表面だけ張り合わせた部材が使われています。
本当に嫌になるほど本物の木材が目に触れる機会が少なくなりました。

「母大樹の家」造りではこれらの常識を壊すことからスタートしたのです。





木材取引の現状を変える・・・・②原木丸々使い切る取引とは 

マグロは捨てるところがないほど、使う用途が多く一本丸々買っても無駄がありません。
リスクは何かといえば、「尻尾の切り口」を見てマグロの品質を判断しなければならないことです。
私事ですが、私の父は(親父は)昔ながらの「魚屋」でした。
マグロは切り身で買わず、見栄を張って一本買いして店で解体していた光景を思い出します。
仕入れたマグロが、良ければともかく悪かったりしたら大損をするわけです。
まるで賭け事に近い世界でした。
木材も、正直断面を見ただけではマグロ同様に正確な判断はつかないと思います。
だからこそ、製材する職人の腕と経験が大切になってくるわけです。
原木を生かすも殺すも、職人しだいなのかもしれません。

ところで、産地と消費地である工務店、顧客とでは、基本となる取引の単位が異なっている事に気がつきませんか。
マグロの「一本」から寿司屋の一貫まで単位が違ってくるのと同様に、木材の取引する単位は異なっています。
取引単位が小さくなるほど、価格は高くなっていきます。

木材も、「製材してみなければ分からないリスク」と「製材の歩留まりの悪い事」、「取引単位が小さくなる事」が原因で、木材を工務店が仕入れるときにはそのリスクを含んだ価格として跳ね返るのです。

まして注文製材して乾燥までするとなると、これとは別にオーダーならではの価格が加わることは常識では避けられません。
しかし、それでは私が20年以上前に取り組んだ「産直方式」と何も変わりがなくなってしまいます。
そこで、取引のあり方を全面的に見直す事にしたのですが、こちらの都合の良い考え方を産地が受け入れてくれるには、様々なハードルをクリアする必要があるわけです。
そのハードルの最初が「決済」だったのです。

木材取引の見直し・・・・次回です




木材取引の現状を変える・・・・③原木丸々使い切る取引とは  

木材も、
①「製材してみなければ分からないリスク」と
②「製材の歩留まりの悪い事」、
③「取引単位が小さくなる事」
が原因で、木材を工務店が仕入れるときにはそのリスクを含んだ価格として跳ね返るのです。
まして注文製材して乾燥までするとなると、これとは別に
④「オーダーならではの価格」
が加わることは常識では避けられません。
これが前回、絶対に解決しなければならない用件としてあげた要素です。

解決方法は、取引の考え方を産地同様に「立方メートル」単位で考えることにしました。
山にある木材を伐採して取引するときは、立ち木として「立方メートル」が基本です。
そして市場では産地、樹種、木材の太さと長さ、根元から何番目の伐採なのか、など違いはありますが、これも原木の取引単位は「立方メートル」、そして製材された木材の取引をする木材市場でも「立方メートル」
おそらく、今加工の主流となっている「プレカット工場」の仕入れまでは「立方メートル」の取引ではないでしょうか。
工務店になると、これが柱や梁、端柄材として一本、一枚の単位になって行きます。
床や壁に使われる内装材になると「平方メートル」または「坪」という単位ですし、化粧枠として使われる木材は一枚の単位になってしまうわけです。

これは魚屋さんや寿司屋さんの仕入れ同様なわけで、高くなることは避けられません。
だとしたら「原木をそのまま購入する」という発想で産地同様に「立方メートル」の取引をすればよい事になります。
幸いな事に、家一軒となると多くの木材を使うわけですから、製材された木材を必要な場所に活かす事はいくらでも可能です。
家を一軒造る、それも無垢材でとなると原木の量は半端ではありません。
「母大樹の家」でリビングや玄関に使われる杉の大断面材の柱や梁には「ほとんど無節」それこそ役物があります。
マグロで言うと油の乗った「大トロ」銀座や赤坂の高級料亭・寿司屋にしか手に入らないものが、この多くの木材の中からは製材されるのです。
一山まるまる原木を買う、それを注文製材する事によって「無駄のない製品」が手に入ります。

中には、良い製材品が取れることもあるでしょうし、節の多い木材となることもあります。
しかし、全体で考えればそれなりに製品を生かす使い道は充分あるわけです。
ここはむしろ、料理同様に造り手としての智恵と工夫が必要なわけでそれ次第で、一般的には信じられない価格で「いい家」が造れるのです。

木材の歩留まりを良くする工夫としては、製材の仕方が大切。
一例として極端に言えば「皮をむいた丸太」が一番歩留まりがいいはずです。
太い原木を、細く製材すれば歩留まりも悪くなります。
しかも、節が多く出てきてしまうのですから始末が悪いのです。
だとしたら、4寸よりも5寸に製材すればよいわけです。

それが分かっていても問題は、乾燥の能力と技術。
これには木材の種類と製材された太さや厚みによって乾燥時間が異なる事を理解しておかなければなりません。
同じ樹種なら同じサイズの製材品を乾燥する。
これしか方法は無いわけです。
それはそのまま、家造りで使う木材の規格を決めていく事につながっていきます。

「原木を山のまま買う」
産地の取引単位をそのまま使える機会は、家一軒丸ごとその木材を利用する事でしか成り立たないのです。
そして「無駄の無い製材と乾燥のために規格を決める」
これが、オーダー製材であっても価格を安く出来る秘訣になるのです。

信じられないかもしれませんが「真壁工法」は、大壁よりも良い木材を豊富に使って木材全体の金額を少なくする事が出来ます。
話題となっている「二百年住宅」は、価格が高くなる事を前提にして、それでも長い目で見れば特になるといいます。
しかし、私から言わせればむしろ太い柱と梁を表して造る「真壁工法」は、それによって高くなることは無いのです。

三澤千代治氏の「HABITA」国産杉の集成材を使った家造りでは40坪の家で「20立方メートル」の木材を使うといいます。
三澤さんは、一般木造住宅は同じ家で「10立方メートル」だから二倍の木材を使うと豪語していますが、
「母大樹の家」では国産無垢材を「26~28立方メートル」使用します。
しかも価格は、集成材などよりも安く。

今、日本の木材産地で問題となっているのが「中目材」「間伐材」「短尺材」それも多くは杉です。
この木材を有効に活用する家づくりの仕組みこそ、無垢材を豊富に使っても価格が安くなる仕組みなのです。

なぜ真壁の家なのに「木材価格は安くて済むのか?」は次回




なぜ真壁の家なのに「木材価格は安くて済むのか?」・・・造作材を少なくする 

本物の木材、それも国産の杉や桧の乾燥材を使って造る「真壁の家」
見える柱は、一番細いのが「五寸x五寸」あとは「五寸x八寸」
梁も、基本は「五寸x八寸」や「五寸x尺五寸」など豊富に使う事になります。
地震に対しての耐力壁の大多数は外壁面で構成しますから、中の壁の多くは間仕切りとしての役割を担うだけです。
将来の生活変化に自在に対応できる家なのですが、「母大樹の家」には絶対条件があります。
それは「邸別・構造計算」
これについては別に詳しく書いていきます。

ところで、なぜこれだけ太い柱や梁、それも国産材だけを使って建てる家の「木材価格が安いのか」については
構造材の取引の仕組みや考え方で述べてきました。

ここで見逃してはならない事があるはずです。
真壁の家は構造の多くが見える、見せる事が出来る素材を使っているわけですが、家造りに使われる木材には
そのほか化粧材としての「床・壁・天井」材と「窓・ドア・巾木」などの役物があります。
この取引は、坪とか平方メートルとかの小さな単位での取引になるため「価格は高くなります」
それが、普通だと思っていませんか?
例えば、桧の床材で節のあるものは坪当たりにしたらいったいいくらで取引されているでしょうか。
一概には言えませんが、結構高いはずですね。
ドアや窓枠などは分かりやすく一立方メートルリ単位で見ると材種によって異なりますいくつか参考になる価格があります。
例えばタモ・さわら・桧の造作材は一立方メートル「500,000~550,000」前後、
杉材は「350,000~400,000」一番安そうなのがカナダのツガ材で、それでも「250,000」前後といいます。
一軒の住宅でどのくらいの造作材を使うかは一様ではないものの、ほぼ「10坪」に「0.5立方メートル」と見れば
良いでしょう。
40坪の家なら「2立方メートル」となるわけです。
単純にさわらや桧であれば「2x500,000=1,000,000」
一番安いカナダのツガを使っても500,000
これって結構大きな金額です。「さわら」などでは坪当たりにすると二万五千円から造作材の費用がかかるのですね。
これは、工務店や大工の仕入れ価格ですから顧客の手に渡るときは当然もっと高くなってしまいます。
だから大壁工法の家では、エンビ被覆したドアや造作材が使われているわけです。
見た目は綺麗ですが所詮偽物、安かろう悪かろう野家造りは「工務店がする仕事ではない」はずです。
そんなのは、ハウスメーカーやローコスト住宅、地場のビルダーがする仕事ではないでしょうか。

それならば、工務店はどうすればよいのか。
一番簡単な方法は、極力造作材を使わないで済む方法を考えればよいわけではありませんか。
大壁工法にするから、造作材を使う事になるのだとすれば「真壁工法」ならこの造作材の多くはいらなくなります。
マッタクなくすることは出来ませんが、金額が大きいだけに70%削減すれば木材の総額に多大な影響があるのです。
構造材、特に柱を太くする事は見た目に美しい柱が製材される機会も増え、造作材を減らすことにもつながります。

工夫して使う「床材・壁の無垢材」については次回




工務店の役割・・・・工夫して使う「床材・壁の無垢材」 

内部の仕上げに使う床を初めとして壁、天井などに使うのなら本物の木材を使いたいものです。
天井や壁に無垢材を使って漆喰や自然素材とあわせての家造りは、空気もなんとなく綺麗に澄み渡っている気がしませんか。
これらに使う板材には、巾・長さ・厚みがあります。
無垢材は、長くなるほどそして幅広になればなるほど狂いやすくなります。
顧客が無垢材はいいけど・・・「隙間が空いたりして狂うのがいや」という場合は使えませんが、もともと生きている木材です。
その家の環境になじむまで、それなりに動いていく事を理解してもらって始めて愛着がわくのではないでしょうか。
最初から、死んでしまっている木材に似せた材料をよしとする顧客には、そもそも真壁の家など向きません。
と、まー好きな事を言わせて貰って、工事業者としての「常識が家の価格を高くしている」という事を言いたいと思います。

「洋風の住宅を造る」それも無垢の仕上げ材にこだわって・・・
これは、私が長いこと続けてきた家造りでもあります。
自慢では無いですが、新建材はこの7~8年床や壁天井材も含めて使った事はありません。
壁や天井に使ってきたのは、多くはパイン材のうんざりするほど節のある板です。
床材の多くは、オーク材やメープル材ですが実はここに家づくりのヒントが隠されています。
私たちは国産材というと、巾や厚みはともかく長さが一定の板材を思い浮かべます。
桧・杉の「縁甲板」というわけです。
ところが、多くは広葉樹であるオークやメープルの板材は巾も狭く長さにいたっては20cmから2mまで一つの梱包に混在されています。
一梱包に1.7㎡程度だと思いますが、この木材を現場で使う場所などを考慮しながら組み合わせていっています。
それは、一定の長さになった木材に比べれば大工さんの「手間も数倍かかる」事は間違いありません。
しかも、メーカーによってロス率も様々なのです。
ロスもなく手間もかからず簡単な、新建材の床を張るようなわけにはいかないのですがそれだけに出来上がると惚れ惚れするほど見事ですし、本物と偽物の違いは雑誌の写真を見ても一目で分かります。

国産の木材も手間隙さえ惜しまなければ(手間隙を惜しんでは工務店の価値は無いけど)なにも寸法の定まった木材に固執する必要は無いでしょう。
産地の問題点である「中目材」については原木を丸ごと使う、太い柱と梁として活かす事によって解決できました。
「間伐材」や「短尺材」は板材として使う事が出来るのです。
特に、短尺材は伐採されてくる長さが2100㎜、洋間の床材として使うには一番手ごろな長さなのです。
これを乾燥して「本さね加工」した上で使えばこんなにいいものはありません。
仮に、「死に節」が気になるのならその部分だけ切断すればよいのです。
そもそも、洋間には「長い縁甲板」よりも長さがまちまちな板のほうが良く似合います。
ここで、一定のロス率を考え手間を惜しまなければ「一立方メートル」の単位で仕上げ材までも購入できる事になります。
無垢材だからこれが可能になるのですから、地元で仕事をする本物の工務店なら使わない手は無いはずです。
産地の努力と、建築の携わる工務店の工夫があって初めて「本物で正直な家」が完成するのです。





既存の考え方を変える・・・・・決済と商流 

個人としてお客様が支払う最大の金額になるものとして「家造り」があります。
個人で支払う金額が多いという事は、それはそのままその仕事に携わる業者も大きな金額になるわけです。

この決済は一般的にはどのように執り行われているかというと、「約定支払」ですね。
工務店は、仕入れをして家造りに励むわけですが顧客からの決済の多くは、現金で出来高以前に支払われる事はほとんどありません。
必然的に、建材業者などに支払うときは「手形」または「末締めの●●支払」といった支払方法を取る事になります。
多くの家造りは建築に携わる業者が「顧客に代わって建て替え支払をしている」これが現実ではないでしょうか。
工務店であれば顧客の絶対数も少ないため、このような状態でも成り立っていきますが、多くのこれらの工務店を顧客にしている「建材店」などは負担になってしまうのです。

小さな金額ならともかく、とんでもない金額となる家造りのこのような取引は、一言で言って「リスク」です。
木材産地は今までまとまった木材を市場に流通させることで成り立ってきました。
これを、今まで取引のない工務店や建材業者を相手にするとなると「与信」をどのようにするかが、鍵となります。

結論を言えば「産地との窓口を一本にする」
あわせて木材の発注時に「半金」プレカット工場に納入時に「残金」を支払う仕組みをつくればいいわけです。
これによって、産地のリスクはなくなるし、やり取りをする口座は一つで済む事になります。

それでは、木材の発注・見積もりはどのようにするか・・・
基本的には、工務店・建材業者が木拾いをするわけですが、図面が決まれば構造材などは「プレカット工場」でも拾います。
「木材産地はこの必要木材を製材乾燥して必要数量をまとめ、指定の「プレカット工場」に大型車で納入します。
「プレカット工場」は木材の受け入れチェックと「木材の加工」を済まし、家づくりの工程や現場状況を打ち合わせた上で、適切な車に積んで現場まで数回に分けて搬入する事になります。

ここでも、決済はプレカット工場の見積もりにあわせて「半金・残金」となり「与信」は発生しません。
仕組みは簡単ですが、ここで大きな問題がある事に気がつかれたと思います。

現場に木材が搬入されるまでの取引は「すべて現金決済」となると、その必要な金額が入ってこない顧客との契約もあるわけですから、対策が必要になってきます。

そもそも家づくりの決済は三分割又は四分割の支払が当たり前でした。
ところが住宅ローンが当たり前となった今、最終金まで待たないと・・・要するに工務店が建替えて工事を進めないとならなくなってしまったのです。
これは、工務店の仕入れがどうしても高くなってしまう一つの原因でもあります。

この解決のためには、顧客も家づくりの仕組みそのものに参加してもらう必要が出てきます。
住宅ローンの事前実行または、分割実行です。
例え土地から手当てされる人でも、建て替えの人でも「銀行ローンの事前・分割実行」は可能です。
抵当権の設定やその金利の発生負担は生じますが、間違いなく「現金決済」で木材を調達することによる価格のメリットは顧客にとってはるかに大きいのです。

「母大樹の家」造りは、顧客にも家づくりのシステムに支払い面からも参加してもらい、お互いに協力し合うことで成り立っていくわけです。
もちろん、価格だけではなく出来上がる家そのものが満足いく建物であることは間違いありません。

なぜ価格メリットがあるのか
国産無垢材それも乾燥した太い柱と梁で造る素性のわかる真壁の家造りには、このような支払とは別に常識を覆す
産地との取引のあり方や考え方があります。

価格は、立方メートルあたりの単価が決まっているので・・・・ここが大きく違うところですがこれは次回




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