二百年住宅に必要なこととは
床下は家の中・・それは明確な理由がある!

基本的に白蟻処理を新築住宅では義務付けられています。
床下一面と地面から地上一メートルまで薬剤を塗布又は散布するのが一般的ですが、
白蟻に強いと認められた木材を使えば、薬剤の使用はしなくても良いことになっているのです。
この薬剤の効力は昔は10年でしたが「防蟻処理薬」による健康被害が発生したことにより
健康被害の少ない薬剤に変わったため、効果は五年になっています。
ということは、五年ごとに床下に「毒性のある薬剤」の散布が必要になってきます。
(壁の中はできないのに・・・)
住みながら床下に健康に悪い薬剤を散布する、それでも床下と室内が完全に遮蔽されていればまだ安心ですが、一般的な住宅は床下から天井裏まで風が常に通る構造になっているのです。(この通気が木材の寿命を延ばすなどといっている・・・おかげで寒い・暑い・そのうえ薬剤となると・家族の健康は無視ですか)
そこで、新築時はもちろん将来的にも床下の白蟻薬剤は使わないために、土台・大引きは
法的に薬剤の塗布がいらない桧としています。
(2x6工法でも薬剤処理された防腐土台は使わずに桧を使う)
白蟻対策として余分な費用をかけて「外断熱コンクリート一体基礎」を折角作ったのですから
その床下空間を健康・快適な生活に役立てなければ意味がありません。
そこで、地熱を利用しながら省エネで健康によい『低温水蓄熱床暖房』の仕組みを作ります。
もう一つは床下空間も室内空間として取り込んで夏は少しだけ冷たい、冬は床暖房により暖められた空気を「エントレ空気循環システム」により、家全体に循環させています。
そこで、本当に『地熱』が住まいにとって役に立てることが出来るのか勉強してみました。
(ecoハウス研究会より抜粋)
冬よりも夏のほうが低い地中温度
井戸水は冬暖かく、夏冷たく感じます。
これは外気温(地表の温度)と地中の温度差によって感じられるものです。
気温は季節によって大きく変わるが、地中温度は年中安定しています。
そのため、春・秋はこの温度差をほとんど利用できないが、夏・冬には冷暖房に利用することが出来ます。
この温度差は「土」が持つ二種類の性質から発生します。
1.「土」は断熱性能を持っている。
カエルやヘビ、クマなどが「土の中」で冬眠するのは、土が断熱性能を持ってため、土の中は冷え込まないからです。
2.「土」は熱を伝える性質がある。
夏、地表面が太陽からの強烈な日射によって温められます。
その熱は、じょじょに地中深くへと伝わっていきます。
この二種類の性質によって、たとえば地下5メートル程度では、一年を通じて15~18℃の安定した温度(地温)になっています。
面白いのは、地中温度は夏は15℃前後で冬には18℃前後と、夏よりも冬のほうが高いのです。
これは、夏の日射で温められた地面の熱が半年かけてゆっくりと地中深くに蓄熱されるからです。
被害の拡大するシロアリ対策の結論は・・・
form>![269-2[1].jpg](http://www.bo-daijyu.jp/images/269-2%5B1%5D.jpg)
シロアリが発見されたときには、建物の被害は相当進んでいると考えたほうが良い。
新築してから経った三年で被害にあってしまった家もあり、一般的なシロアリ対策では安心できないということがわかりました。
前提として
・シロアリのいる場所に家を建てている・・・と考えて対策をとる。
・シロアリ処理に使う薬剤は住む人の健康に影響を与える。
その対策は
・シロアリの進入を阻止するために基礎から見直していく。
(継ぎ目のない基礎の採用)(玄関の土間は基礎と一体にして継ぎ目をなくす)
・水道管・給湯管・排水管を基礎の内部に埋設するときに、基礎との接続部分がシロアリの進入口にならないようにする。
それぞれの導入管は出来る限り一つにまとめ床下で各部分に分岐する。
・土台・大引きなど床下に使用する木材は桧とし、薬剤注入の防腐材は使わない。
(床下にはシロアリの薬剤散布は将来にわたってしない)
内部の木材は青森ヒバ液・外部はハチクサンというシロアリ処理剤を使う。
・外部の基礎下部にシロアリ処理剤を注入して土壌処理をする。
(薬剤の効力は五年、その後は五年ごとに処置をする)
・シロアリの食害にあわない基礎外断熱材を採用する。
・基礎は外部も内部もシロアリの点検と万一の処置を簡単に出来る仕組みを作っておく。
(床下空間を標準として55㌢とする)(基礎外周部に蟻道を点検出来る仕組みを作る)
・シロアリが万が一発生したときは、そのつど対策をとる。
シロアリに対する薬剤処理の効果は五年です。
ということは、シロアリ処理を五年ごとに繰り返す・・・・
それでも、被害は発生しているのです。
一般的な基礎は、床下にもぐって薬剤を散布しています。
しかし、住宅の立ち上がり部分や構造体の内部は新築工事の時にしか出来ません。
まさか五年ごとに壁を壊して・・・そんなことは出来るはずもないですよね。
五年しか効力のない薬剤を使っていながら将来にわたって建物そのものはシロアリ処置が出来ないというのも不思議なことです。
それだけに、シロアリ対策は長い期間を考えた対処が必要になるはずです。
このシロアリ問題を抜きにして『長期優良住宅』はありえないと思います。
二酸化炭素(CO2)は、基礎も劣化させる。
![268-2[1].jpg](http://www.bo-daijyu.jp/images/268-2%5B1%5D.jpg)
![268-1[1].jpg](http://www.bo-daijyu.jp/images/268-1%5B1%5D.jpg)
「コンクリートから人へ」と国は予算の使う場所を変えようとしています。
新たな道路や箱物を作ることは最低限にするとしても、既存の橋や道路の経年劣化は対処しなければ大きな問題になります。
特に高度成長期に作られた高速道路や新幹線、公団アパートなどのコンクリートの劣化が今問題になっているのです。
たった三十年程度でなぜコンクリートは劣化してしまうのか、もしこれがコンクリートの持っている基本的な問題だとしたら、住宅の基礎コンクリートもまったく同じ問題を抱えていることになります。
そこで、調べてみました。
「コンクリートの寿命 」
コンクリートは、アルカリ性です。
このコンクリートが、空気中の二酸化炭素(酸性)と結合して中性化がおこる
(炭酸化とも言う)
理論的には、中性化は、10年で数ミリという遅い速度で進行するという。
中性化は、二酸化炭素だけでなく酸性雨によっても引き起こされるのです。
コンクリートは中性化によって強度が低下するが、それよりも問題なのが、コンクリート内部の鉄筋の錆で、中性化がコンクリートの内部まで進行し、鉄筋の部分まで到達すると、鉄筋が錆びてくる。
さびの体積は、元の鉄の体積の約2.5倍になるので、鉄筋周辺のコンクリートに圧力を及ぼし、限界に達するとコンクリートにひび割れが生じる。
鉄筋が腐ってしまうと、建物の強度が得られないだけでなく、崩落の危険性が高くなるのだ。
この問題を防止するには・・・
中性化を防ぐには、コンクリートが空気に直接触れないようにすればいい。
そこで、コンクリートが直接空気に触れないように、建物の外壁にタイルを貼ったり、吹き付けタイル仕上げをするのが一般的だ。
ときどきコンクリート打ちっぱなしの建物を見ることがあるが、建物の寿命という点では問題がある。
海砂を使う場合や水増しコンクリートが使われた場合は、中性化は上の状態より、かなり早い速度で進行すると言われている。 www.f-ichiba.co.jp/Topic35.htm
建物構造の基本と言えば、基礎と構造躯体であることはいうまでもないでしょう。
「それでは・・・・・」と言うわけで「コンクリートの寿命」を検索して最初に出てきたHPが上の文章でした。
ここでも「CO2」は基礎そのものの寿命に大きな影響を与えている事が分かります。
そこで、コンクリートが直接空気に触れない工夫を考えたら、基礎は外側で断熱すると効果がありそうです。
しかし、基礎断熱は一方でシロアリを考えないと安易に取り付ける事は出来ないのです。
「シロアリ対策」「中性化の防止」「給水配水管などの交換」「設備の変化」など二百年の間に起こりうる事を考えて、基礎の構造を選択することが必要なのです。
シロアリ対策はまず基礎から始まる。
![267-1[1].jpg](http://www.bo-daijyu.jp/images/267-1%5B1%5D.jpg)
今回は、シロアリ対策だけでなく健康・省エネ・基礎の寿命など、さまざまな方向から基礎を見直してきました。
このような基礎の見直しは、間違いなく施工費が高くなることであり、何よりも安さが求めら、中身については二の次の風潮が大勢を占める時代には合わないことなのかもしれません。
しかし、言葉だけの「健康住宅」「長期優良住宅」「省エネ住宅」ではなく、家造りを真剣に考えるのなら見えないけれども間違いなく40%もの家に被害をもたらしているシロアリと真剣に向き合う必要があるのではないでしょうか。
いつ起きるかわからない大地震の時にはどんなに耐震性に優れた家を建てたつもりであっても、シロアリの食害にあっていたとしたら大切な家族の命にもかかわる恐れがあるのです。
「小さなこと」の積み重ねなのかもしれませんが、それこそ基礎からやり直すことの必要性を
強く感じた結果でした。
基礎完成まで②
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工事の様子です。
基礎完成まで①
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![263-2[1].jpg](http://www.bo-daijyu.jp/images/263-2%5B1%5D.jpg)
基礎が完成するまでを、何回かに分けてみます。
整地 砕石地業
砕石地業 玄関砕石
防湿シート
シロアリの専門家の意見を現場で聞くと・・・
![260-2[1].jpg](http://www.bo-daijyu.jp/images/260-2%5B1%5D.jpg)
「床下が危ない!」の著者でもありシロアリについては日本で有数のエキスパート神谷さんに
当社のシロアリ発生現場に立ち会ってもらいました。
そのシロアリが発生した建物は、築三年です。
まず羽蟻が出たとの連絡をもらい早速訪問してすでに採取してあった羽アリを預かり当社のシロアリ業者に見せたら「ヤマトシロアリ」だとのことです。
なぜ・・・そもそもシロアリ被害にあうはずのない基礎構造だったはず。
それは当社が標準として採用していたSRC基礎といって床下がない基礎です。
床下そのものとシロアリの餌になる木材がないためシロアリの薬剤散布が不要なとてもすばらしい基礎です。
本来床下の木材もなく、シロアリ被害にもあうはずのない建物でなぜシロアリが・・・・・
同じ疑問はお施主さんも。
同じように、私もどうしてなのかまったくわかりません。
そこで、ここは当社がシロアリ処理を依頼している業者に立ち合わせることよりも、すでに読んでいた「シロアリが危ない!」の著者の神谷さんに立ち会ってもらう事を考え連絡をとることにしました。
するとありがたいことに、忙しい時間を割いてわざわざ川越まで来てくれるといいます。
専門知識と現場経験の豊富な神谷さんなら・・・早速現場を見てもらいました。
お施主さんも、インターネットや本で調べてすでに神谷さんの存在は知っていて「神谷先生に見てもらえるナラ安心・・・」と思ったようです。
現場の状況ですが、シロアリの被害は玄関の「上がり框」部分からリビングの壁、内部の廊下まで結構広範囲に及んでいたのです。
シロアリは進入口として1ヵ所を突破すれば、住む人の知らないうちにどこまでも広がっていきます。
そこでまず、シロアリの処理を神谷さんにしていただき、その後で被害にあった部分の交換と内装の仕上げのやり直しをすることになりました。
シロアリの侵入場所として一番多いのは解体現場でも多かった「玄関」でした。
なぜ、湿気などない玄関で・・・・
そのときに神谷さんから教わったのは、シロアリは暖かい場所を好むため玄関の土間コンクリートや日当たりの良いリビングの前のテラスコンクリートの下はシロアリにとって一番居心地の良い場所だということです。
一般的にこれらの土間コンクリートは「基礎」とは別に打ち込みをするため基礎の立ち上がり部分とコンクリートの間には隙間が出来るものです。
コンクリートの下を進んだシロアリはこの隙間から基礎を上って「上がり框」にたどり着き、そこから被害が拡大するのだといいます。
まさしく、今回の被害はそのままだったわけです。
神谷さんはこうもいいました。
私たちはシロアリが生息している土地の中に家を建てているのだという前提で考える必要があるのです。
お寺や神社、昔の建物の床下のようにいつでも人が潜れる空間があれば、シロアリの被害を
発見することも容易で、対処もできます。
本来はこのように建物の床下を開放して小動物や微生物、シロアリとの干渉空間として考えることが必要なのでは・・・
そのことによってもたらされる多少の暑さや寒さは我慢することが出来ないのでしょうか・・・
・・・・・シロアリとの問題を考えるだけならそれが一番かもしれないが、住宅を造る立場としては建築基準法の問題や構造的な問題、そして「省エネで暖かい家・涼しい家」を造るためにはそれはチョット無理かもしれない。
ただ、今回と同じような家造りは全面的に見直す必要があると確信できました。
ちょうど「二百年住宅」が話題になりだしたときで、そのことも含めて検討を始めたのです・
シロアリ被害の実態と通説の間違いとは!
![259-2[1].jpg](http://www.bo-daijyu.jp/images/259-2%5B1%5D.jpg)
![259-1[1].jpg](http://www.bo-daijyu.jp/images/259-1%5B1%5D.jpg)
シロアリとはまことに難しい生き物だと思う。
私たちは「床下が高ければ・・・」「床下を乾燥させれば・・・」シロアリの被害は無いと多くの場合考えている。
だから、床下に炭を引き込んだり防湿コンクリートを施工する。
しかし、これらは木材の腐りには有効だがシロアリには関係ない。
同じように、青森ヒバ・ヒノキ等の樹種であればシロアリが防げるかと言うとそれもないという。
特に地球温暖化によって「シロアリ」の生息地が今まで生息していなかった北海道まで広がってきています。
シロアリ被害は予想以上!
シロアリについては様々な迷信がある。特に全国各地に広く生息し、身近にいながら迷信や俗論の多いのがヤマトシロアリである。
迷信・俗論 実際の生態
木材が腐るとシロアリが発生する 因果関係は全くない
シロアリは木材腐朽菌に誘引される 蟻道は誘引されない
蟻酸を分微し、物体を溶かす シロアリは蟻酸を分泌しない
湿った木材しか食べない 乾いていても食べる
湿気がなければ生きられない 地下の水源から持ち込む
高い場所は被害が少ない コロニーが大きくなれば、高い場所も活動範囲となる
断熱材など栄養のないものは食べない 物質はあらかじめ判断しない
ヒバなどは食べない 樹種は選択しない。被害の度合いは異なる
羽蟻は光に向かわない 強く光に誘引される
炭やマイナスイオンを嫌う 全く嫌わない
高い床下ではシロアリは侵入しない 統計とは異なり、1mにもおよぶ蟻道がある
(以上は「「床下」が危ない!神谷忠弘著 岡崎シロアリ技研 (株)エクスナレッジ より抜粋)
なんとも難しいこのシロアリが生息しているところに家を建てている・・・・という前提で家造りを考えなければいけないのだとわかります。
さてと、それなら「シロアリ」とどのように付き合っていくか。
今盛んに薦められている家造り、
「二百年住宅」とか「長期優良住宅」は「耐震」「耐久」に優れているだけではだめなのです。シロアリの被害にあったら耐震・耐久・長寿命の家もあったものではないのです。
特に怖いのは「シロアリの食害が地震による被害を大きくしている」事実です。
地球温暖化が進む今、まさしくシロアリに対して有効な対策が必要なのです。
あなたもシロアリの勉強するなら最適な本があります。
「床下」が危ない!神谷忠弘著 岡崎シロアリ技研 (株)エクスナレッジ です。
当社のシロアリ発生現場にも立ち会ってもらい、その時貴重なご意見を頂戴しました。
その意見を自分なりに吟味しながら、さまざまな要素を検討して、今まで採用していた住宅の基礎を全面的に変えるとともに、シロアリ業者を変更しシロアリ対策の全てを見直すことになったのです。
二百年住宅の基礎とは
一般的な基礎 打ち継ぎの線が見える
(ベースと立ち上がりは別々にコンクリートを打設する)
![img5-5[1].jpg](http://www.bo-daijyu.jp/images/img5-5%5B1%5D.jpg)
二百年住宅という以上、最低限主要構造部がその期間保たれる工夫が求められているはずです。
構造の基本と言えば、基礎と構造躯体であることはいうまでもないでしょう。
基本として、どんなに建物の躯体・構造体が長持ちしても、その基となる基礎そのものが長持ちしなければ、何の意味もありません。
そこで、「二百年住宅」をまじめに考えるのであれば、基礎としてどんな要件を満たす必要があるのか?真剣に検討すべきではないでしょうか。
「それでは・・・・・」と言うわけで「コンクリートの寿命」に影響を及ぼすのは何だろうか考えてみました。
すると酸性雨やCO2が基礎そのものの寿命に大きな影響を与えている事が分かりました。
そこで、コンクリートが直接空気に触れない工夫を考えるとなると、基礎は外側で被覆してあげると効果がありそうです。
具体的には、基礎断熱になるわけですが、基礎断熱は一方でシロアリを考えないと安易に取り付ける事は出来ないのです。
「シロアリ対策」「中性化の防止」「給水配水管などの交換を考えて基礎を作る」「将来の設備の変化に対応できる」など二百年の間に起こりうる事を考えて、基礎の構造を選択するのです。
というわけで「二百年住宅」というテーマは、私が造ってきた今までの家造りを根本的に、変える事になりました。
その最初が「基礎コンクリート」だったのです。
基礎コンクリートは二百年持つのか!
コンクリートの寿命 コンクリートは、アルカリ性である。このコンクリートが、空気中の二酸化炭素(酸性)と結合して中性化がおこる(炭酸化とも言う)。理論的には、中性化は、10年で数ミリという遅い速度で進行する。中性化は、酸性雨によっても引き起こされる。コンクリートは中性化によって強度が低下するが、それよりも問題なのが、コンクリート内部の鉄筋の錆である。中性化がコンクリートの内部まで進行し、鉄筋の部分まで到達すると、鉄筋が錆びてくる。さびの体積は、元の鉄の体積の約2.5倍になるので、鉄筋周辺のコンクリートに圧力を及ぼし、限界に達するとひび割れが生じる。鉄筋が腐ってしまうと、建物の強度が得られないだけでなく、崩落の危険性が高くなる。
中性化を防ぐには、コンクリートが空気に直接触れないようにすればいい。そこで、コンクリートが直接空気に触れないように、建物の外壁にタイルを貼ったり、吹き付けタイル仕上げをするのが一般的だ。ときどきコンクリート打ちっぱなしの建物を見ることがあるが、建物の寿命という点では問題がある。
海砂を使う場合や水増しコンクリートが使われた場合は、中性化は上の状態より、かなり早い速度で進行すると言われている。 www.f-ichiba.co.jp/Topic35.htm
二百年住宅という以上、最低限主要構造部がその期間保たれる工夫が求められているはずです。
構造の基本と言えば、基礎と構造躯体であることはいうまでもないでしょう。
「それでは・・・・・」と言うわけで「コンクリートの寿命」を検索して最初に出てきたHPが上の文章でした。
ここでもCO2は基礎そのものの寿命に大きな影響を与えている事が分かります。
そこで、コンクリートが直接空気に触れない工夫を考えるとなると、基礎は外側で断熱すると効果がありそうです。
しかし、基礎断熱は一方でシロアリを考えないと安易に取り付ける事は出来ないのです。
二百年住宅というハードルは工事や建築絶対コストを考えると結構高いと思います。
シロアリ⑦・・・・聞いたことありますか?乾材シロアリとは
外国から様々なものが日本に入ってくるようになって、昆虫や植物も在来種がその影響をまともに受けていると言います。そんな事は十分に分かっていても、身近な日常生活において食卓も中国産も含めて国産だけでは成り立たないのが現状なのです。
ところで木材も輸入材が八割以上になり木材の中に潜んでいる虫などの影響が心配です。
昔、南洋のラワンが日本で使われていたときに木材の中に潜んでいた「ラワン虫」が問題となった事がありました。
さあ本題です。
「乾材シロアリ」
あまり聞いたことのない呼び名です。
現在、我が国で被害を及ぼしているアメリカンザイシロアリとダイコクシロアリを総称して名前がついているようです。
物資が移動するとその分布も広がりどの地域で発生するかわからず、日本全国どこでも被害を及ぼす可能性があると言います。
乾材シロアリは土壌に関係なく木の中だけで生息するシロアリの中の乾燥に強い特徴があります。
この集団は、ヤマトシロアリよりも分散型で少ないものは数頭、多くても千頭前後。
すでに東京、神奈川など関東で発見されています。
これによる被害は家屋のどの部分でも発生し、放置すると被害部位はネズミ算式に増えていく。
駆除は家全体を燻蒸する以外方法は無いそうです。
「予防」
予防の中で決定的なのは、「持ち込まない」ことである。
したがって、こうしたシロアリの生息する地域(ハワイや太平洋の島々、あるいは北米)から木製品を持ち込まないことしかない。
しかし日本の検疫体制は心もとない状況です。
大規模な木材取引でも燻蒸などが行われているのは原木だけで、製材されたものはそのまま持ち込まれている。
食料のように自給率の低いものは、輸入に頼るほかないかもしれないが、住宅に使う木材はすべてを国産材で自給できる森林が我が国には存在している。
国産材には様々な問題は累積しているけれど、これらを一つ一つ解決しながら国産材で家を造ることしか「乾材シロアリ」は防ぐことは出来ない。
ただ、輸入されも家具や木製品にもこのシロアリは潜んでいる可能性がある事を考えると・・・どうしたものでしょうか。
シロアリ⑥・・・・その対策で大丈夫!?
現在、様々なシロアリ対策が実施されているが、なかにはその効果に疑問が持たれるものも少なくない。
シロアリ対策において、こうすれば完全に防げるという方法はありえない。
思い込みと過信が最も危ない!
薬剤注入土台・・・土台はあらかじめ薬剤が芯まで注入してあるもので、それ自体は食べられない。
しかし、一部のシロアリが死亡しながらもとうとう蟻道ができ、後から来るシロアリは薬剤に影響される ことなく、他の木材に達してしまう。
炭・・・・・・・・・・・・・・シロアリは特に炭を嫌わないし、食べることもある。もちろん炭だけでは生きていけない。
炭の裏側に木があればよい。
床下調湿材・・・・・・シロアリはこれを嫌わない。もちろんそれがすぐ近くにあっても、シロアリの体液を吸い取るなどと言う ことはありえない。裸のシロアリなら別だが・・・
銅板・・・・・・・・・・・・銅板によって木材が密閉された事により、銅板部分で巻かれた所だけが被害にあう。
銅そのものにシロアリへの忌避作用や殺蟻作用は無い。
基礎も含めて
建物の構造そのものを見直すことから始めなければいけないようです。
シロアリ⑤・・・・シロアリ対策のまとめ
イエシロアリ
特徴・・・・千葉県以西の太平洋沿岸、瀬戸内沿岸、九州、沖縄、山口県あたりまでの山陰沿岸を生息域とする。
本巣や分巣といった大規模な単系を形成。大集団となり活動エリアも広い。
被害・・・・・短期間で家屋に甚大な被害を与える。最悪のケースでは家屋倒壊の危険性もある。
対策・・・・・基本的に通常の薬剤散布だけでは駆除にならない。単系を把握した上で、巣の機能を根本的に破壊する。
遅効性で非忌避性薬剤を少量用いて単系全体を死滅させる。
予防・・・・・すでに近くに巣が確認される場合は、巣そのものの駆除が必要。駆除が出来ない場合は、誘殺などの
方策を採るとともに家屋への侵入を監視する。
巣が遠くにある場合、あるいは確認できない場合でも、点検可能な家屋構造としておく事が、対策の上でも
有利となる。
ヤマトシロアリ
特徴・・・・・・北海道名寄を北限とするほぼ日本全国を生息域とする。
集団は一定範囲で分裂・融合を行い、分散した小規模の巣群を形成する。
被害・・・・・・・イエシロアリと異なり、家屋に甚大な被害をもたらすことは少ないが、土台や柱など、重要な構造部分に
被害を与える事がある。
対策・・・・・・・家屋の被害にかかわる集団だけを個別に駆除する事が基本。
活動エリアが小さいため、薬剤の忌避性の有無にかかわりなく駆除が可能。
予防・・・・・・・侵入が予測される部分(玄関など)への薬剤による予防は有効。
イエシロアリ同様、点検可能な家屋の構造が最も重要な要素になる。
シロアリ④・・・・誤解を無くさないと二百年住宅は造れない



水とシロアリ
木材の含水率とヤマトシロアリの被害は特に関係は無い。
「15%以下の木材にはシロアリは生息できない」と言う主張をよく耳にするが、木に穴をあけて、その中に集団として機能していないバラバラのシロアリを入れて実験すれば当然生きてはいけない。
しかし、地下や水源と連絡しながら侵入するシロアリにとって、含水率などほとんど意味のないことである。
同様に「イエシロアリは水をはこんで木を湿らせて食べる」と言うのも正しくない。
湿り気に関係なく直接、木をかじっているのであって、いちいち水で濡らしているわけでもない。
温度とシロアリ
シロアリの生息条件としては、水よりもむしろ温度条件のほうが重要でさえある。
ヤマトシロアリは特に、冬場の高温部分に敏感で、南側のコンクリートで出来た土間の下や温水器、風呂場周囲に
被害が出やすい。
樹種とシロアリ
(これは誤解も多く大切な部分)少し長くなるが引用させていただく。
結論から言えば、シロアリに木に好みがあるかといえば当然あると言える。
しかし、被害を受けない木はあるかといえば、それはありえない。
抗蟻性が一番大きいとされるのは、ヒバでヒノキやスギは「中」マツなどが「小」となっている。
ある人が店舗を新築するのに、すべての構造用木材にヒバを使用したが、見事にヤマトシロアリの餌食になってしまった。特に土間近くはまったく形すらない状態で、「食われなかったはずなのに」と彼は落胆していた。
つまり、シロアリはヒバしかなければヒバを食べるのである。
また、現場によってはマツよりもヒノキやスギの被害が大きかったりもする。
シロアリは、下等な生き物で触れたものをかじる。
あらかじめ、うまいとか、まずいとかと言った味覚で木材を選ぶのでもないし、マツのほうに引き寄せられるのでもない。
最近ではヒノキの被害についてはかなりハッキリしてきているが、問題はヒバや豪州ヒノキである。
特にヒバは「毒性のあるヒノキチオールが含まれるから」と言う理屈と裸のシロアリを使った無理な試験によって
シロアリに強いと言う神話が維持されている。
シロアリの巣の上に種類の異なる小さな木片を並べて、シロアリに「さあどれがいいですか、選んでください」というような試験をすれば、木材により被害に偏りが出るのは当たり前だ。
(けっこうこのような試験の映像を元にホームページで紹介される事が多い)
しかし、実際の家屋では、シロアリは侵入に際して木材を選べないのである。
だからCCAの加圧注入土台ですら、かじりながら侵入するのである。
そして、かじったシロアリはやがて体に異常をきたして死亡するが、後からやってきたシロアリは、そこを通過して
他の木材に被害を与えるのである。
CCAですら、そういうことなのに、ましてヒノキチオールで侵入を阻止できるはずがない。
ようするに食べられない樹種などありえない。
同じ木材でも、「材の周辺部は食べられるが芯の部分は食べられない」と言われるが、芯しかなければ芯を食べる。
普通は芯以外の柔らかい部分がくっついているから芯が残されるのだ。
このように、私たちの今までの常識とは異なっている。
固体としてのシロアリに様々な試験をしてその結果を私たちに信じさせてきたともいえる。
シロアリは群生して行動すると言う当たり前の事がまったく無視されていたのです。
シロアリ③・・・・間違いだらけのシロアリ知識ー数々の迷信・俗論ー
神谷さんの著書を読み進めていくうちにつくづく勉強不足というか、知らない事が続々出てくる。
その文章を紹介しながら、自分なりに対策が見つかる気がします。
それでは、本の中に書かれている事を紹介しましょう。
シロアリについては様々な迷信がある。特に全国各地に広く生息し、身近にいながら迷信や俗論の多いのが
ヤマトシロアリである。
迷信・俗論 実際の生態
木材が腐るとシロアリが発生する 因果関係は全くない
シロアリは木材腐朽菌に誘引される 蟻道は誘引されない
蟻酸を分微し、物体を溶かす シロアリの仲間で蟻酸を分泌する種は存在しない
湿った木材しか食べない 乾いていても食べる
湿気がなければ生きられない 必要な水分は地下などの水源から持つ込む
高い場所は被害が少ない コロニーが大きくなれば、高い場所も活動範囲となる
断熱材など栄養のないものは食べない 物質はあらかじめ判断しない
ヒバなどは食べない 樹種は選択しない。被害の度合いは異なる
羽蟻は光に向かわない 強く光に誘引される
「好適温度」というものがある 蟻道などの構築により適応範囲は広い
砂地よりも植譲土を好む 適応した限りでは特に関係ない
炭やマイナスイオンを嫌う 全く嫌わない
高い床下ではシロアリは侵入しない 統計とは異なり、1mにもおよぶ蟻道がある
シロアリとはまことに難しい生き物だと思う。
私たちは「床下が高ければ・・・」「床下を乾燥させれば・・・」シロアリの被害は無いと多くの場合考えている。
だから、床下に炭を引き込んだり防湿コンクリートを施工する。
しかし、これらは木材の腐りには有効だがシロアリには関係ない。
同じように、青森ヒバ・ヒノキ等の樹種であればシロアリが防げるかと言うとそれもないという。
シロアリ・・② その過信がシロアリを招く!?
コンクリートで覆われた現代の住宅は一見、シロアリ被害とは無縁のように思える。
コンクリートの基礎だし、床下が乾いているから大丈夫・・・・。
そんなあなたの過信が盲点となり、シロアリのおもわぬ侵入を許す事になるかもしれない。
シロアリは、かじる物体をあらかじめ区別するものではないので、どんな物質でもとりあえずかじる。
シロアリ被害は、その材質ではなく、そこへ導くいくつかの要因によって引き起こされるのであって、条件が異なれば
同じ物質でもかじられる場合とそうでない場合がある。
ヤマトシロアリは水をはこぶ事が出来るし、被害はむしろ乾いた木材のほうが甚大でさえある。
また、シロアリが木材に侵入したから腐るのであって、腐ったからシロアリが集まってくるわけではない。
これは主要な面であり本質的な面である。
しかし、じめじめした木材に生息しないわけでもないし、腐ったところに適応して生きる場合もある。
また、イエシロアリの駆除では、必ず巣への処理がなければ、薬剤をどれだけ使用しても駆除できない。
これも、基本的な原則である。
ヤマトシロアリの被害では直接に家屋の倒壊に結びつくことは稀であり、多くの場合修復が可能である。
ところが、温暖な沿海部などのイエシロアリの被害は家屋の倒壊につながる。
この被害の特徴は、短期間に家屋の主要構造部に被害が及ぶだけでなく、家屋への侵入もきわめて強引である。
家屋の構造にもそれほど左右されず、発達した巣が近くにある場合は、木造であるかどうかに係わりなく被害が出る。
すべて建てる側の「湿気がなければシロアリ被害はない」という一面的で間違った思い込みの産物である。
点検・駆除が出来る十分な床下の高さが必要になっている。
シロアリとの関係では、5年ごとに薬剤を撒けばいいと言うものでもないし、だからといって何もしなくていいというわけでもない。
そのうえ、今では換気扇や調湿材もあるし、その他いろいろな「床下商品」がたくさんある。
しかし、あれをつける、これを撒くといったモノ中心の考え方ではシロアリ対策にはならない。
www.sinfonia.or.jp/~isoptera
「二百年住宅」となれば重要なシロアリ対策 ①
地球温暖化対策は21世紀の地球を考えると私たちにとって避けては通ることの出来ない大切な問題です。
水温の変化によつて魚種が変わり、気温の上昇で果物や穀物の適地が大きく変わっているのです。
例えばお米の産地としては適していなかった北海道が今では国内最大級の生産地になったのは、この温暖化とともにお米の品種改良の結果によるものです。
ところで「二百年住宅」は耐震」「耐久」に優れているだけではとても二百年の寿命は保てません。
なぜかというと地震による被害を大きくしているシロアリの食害が問題なのです。
ところで地球温暖化とシロアリに何の関係があるの・・・と思っている形もいると思います。
実は地球温暖化によって日本では「シロアリ」の生息地が今まで生息していなかった北海道まで広がってきました。
このシロアリに対して具体的に有効な対策が今まさに求められています。
ここからは専門外のことなので、私なりに様々な本やホームページで情報を得てきました。
多くの情報が氾濫している中で、「これは信頼できる」と思った情報を十分吟味して家造りにどのように活かしていくか
これこそ住宅建築業者の仕事だろうと思います。
これからあなたもシロアリの勉強するなら最適な本があります。
「床下」が危ない!神谷忠弘著 岡崎シロアリ技研 (株)エクスナレッジ です。
興味のある方は書店で購入してください。
この本から私がこれはと思った文章を一部紹介したいと思います。
一冊それも300ページにもおよぶ専門の文章から私が内容を抜粋する事は著者は快く思わないかもしれません。
しかし、それを合えて承知の上で建築業者として著者の指摘とその問題に対しての解決方法を検討してみたいと思います。
二百年住宅に構造材の腐朽対策は欠かす事が出来ない。
「外材を使った家造りと国産材の家造りのどちらが良いか」と言われれば心情的には間違いなく国産材が良いと思う。
ただしここで言う「心情的に」とは特に柱や梁の見える家づくりの場合で、見えなくなってしまうのならあまり気にも掛けない人が多いのでは無いだろうか。
その見えない部分こそが「二百年住宅」を本当に造ろうとすると大切なのは言うまでも無い。
「鉄は錆びる・木は腐る」といわれるように木材は腐らせない工夫とあわせていつでも点検でき容易にに交換できる仕組みがなければ所詮「二百年住宅など絵に描いた餅」に過ぎないはずです。
そこで、構造材として使われる木材、樹種がまず大切になってくる。
住宅の構造材に使われている木材として、腐朽菌に強いのは「ヒノキ」「ヒバ」中間が「スギ」「米松」そして弱いのは
「ツガ」「米ツガ」「スプルース」
構造材を腐朽菌から守ると言う意味では、現在建てられている住宅の構造材「ホワイトウッドの集成材」は腐朽にはきわめて弱いのです。
特に木材腐朽対策として大切な床下、ここに使われる木材は腐朽に強い木材を選択する必要があります。
ところで、「腐れ」をもたらす木材の腐朽菌とはどんなもの、その正体は・・・・
木造住宅にとって天敵とも言われるのが「木材腐朽菌」と「シロアリ」です。
木材の腐れの原因、それは「木材腐朽菌」といわれる菌が木材に寄生して木材の養分を奪っていくことです。
木材の主成分を分解すれば木材はその強度を保つことが出来ません。
土台や柱など住宅の骨格を支える部分が腐朽菌に冒されると屋根や壁を支える事が出来なくなり、少し大きな地震が来れば倒壊してしまう恐れがあるのです。
家の寿命を「二百年」にしようとすればこの対策は重要になるわけです。
では、木材そのものを腐れに強い材料にすれば安全なのかと言われれば、それだけでは十分ではありません。
木材腐朽菌は「温度」「水分」「酸素」「栄養」これらのすべてが一定の条件で揃わなければ木材腐朽菌は活性化しません。
ではその条件とは何でしょうか・・・
「温度」 3℃~45℃、特に30℃前後が一番腐朽菌にとって一番活性化する温度です。
「水分」 大気中の湿度が85%以上、木材の含水率が25%~150%
「酸素」 空気がなければ生育しない
「栄養」 木材の成分セルロース・リグニンなど
これらの一つでも欠ければ木材腐朽菌は活性化しないのです。
酸素は勿論、温度も人の生活に必要な温度で栄養は木材そのものが備えているものです。
ということは、腐朽菌の活性化を防ぐ手立ては「水分」しかありません。
そこで、木材含水率を25%以下に保ってあげる事が大切となってくるのです。
湿度が建物の中で一番発生しやすい場所と言えば
「床下」「洗面所」「浴室」「台所」など主に水を使う場所です。
特に床下の湿気に気をつけないと、土台や柱などが腐朽菌の被害やシロアリ被害をもたらす事につながります。
この対策として、基礎を高くして床下の換気を十分に取り、床下には防湿フィルムを引き詰めて、防湿コンクリートを
打設して床下から上がってくる湿度を止める方法が一般的です。
最近の高断熱高気密の家では、床下換気はなく「基礎の内部は家の中」と言う考えの家が多くなりました。
この場合は、基礎の外部に基礎断熱を設置して基礎空間は家の室内と同様に考える必要があります。
床下も、24時間計画換気の空間として常時湿度のコントロールがされていれば、木材含水率を25%以下に出来ますから木材腐朽菌は活性化しません。
この「床下も家の中」と言う家造りにとって、薬剤を使用したシロアリ処理や防腐処理は絶対に避けなければなりません。
一般に使われる防腐処理積みの土台や大引きは使わないほうが良いのです。
地震対策「耐震構造」「免震構造」「制震構造」とは
大地震に耐えて、その後再生活を我が家で過ごせるか、それとも「仮設住宅のお世話になるか」は震災後の生活に決定的な影響を与えるといいます。
震災直後からしばらくの間は、テレビや新聞でその状況は遠くにいても知る事が出来ます。
しかし、一年二年と経過してからは震災の起きた日はともかく、その後の様子を知る機会はほとんどありません。
けれども、震災後数年が経過しても、仮設住宅に済み続けなければならない人は大変多く、相変わらず困難な生活を余儀なくされています。
「地震に強い家を造る」家造りに携わる私たちが当然の義務として追い求めなければいけないことなのです。
そこで、地震に対してのスタンスというか対処の方法を考えて見ましょう。
大地震に遭遇しても「崩壊しない家」これは住宅性能表示の耐震等級1にあたります。
「崩壊しなければ」家から逃げる事が出来る。ということですがそれが最低限の基準でしょう。
しかし、それでは震災後我が家で再生活をスタートする事はできません。
これからは、崩壊しないだけでなく、損傷を極力小さくする工夫が求められるはずです。
その対応として
①耐震工法・・・・・・一言で言うと「骨組みを丈夫にして地震に耐える」
具体的には、耐力壁を増やし、構造材の接合部をしっかりと接合して建物の骨組みで地震に対抗する技術です。
限界を超えるような大地震には、一部建物の骨組みを損傷させることで地震のエネルギーを吸収する仕組み。
これが今まで一般的な家造りでした。
木造住宅では、筋交いや柱・梁の太さなどが影響します。
一方、ツーバイフォーのような「枠組み壁工法」は構造合板などで壁を固めて地震に対抗します。
耐力壁は建物に対してバランスよく配置することでより強度が保たれるのです。
地震には、直下型地震のように下から突き上げるものもあれば、前後左右に揺れる地震もあります。
そのどちらにも、「踏ん張って耐える」これは最低条件です。
筋交い・・・・短期の外力である風や小規模な地震の際は有効です。しかし、大規模な地震では部材や
接合部が破損しやすくなります。
そこで、合板等で補強した耐力壁を増やす、筋交い金物、山型プレートなどの金物で
接合部の補強を図ればよいのです。
②免震工法・・・・地震の揺れを断つ
基礎部分に免震装置を取り付けて建物と地盤を切り離し、大地震の振動をゆったりとした揺れに変える仕組みです。
大地震の振動に効果が大きいのですが、軟弱地盤や狭小敷地に設置できないことと、なによりも施工費が
高価なことがデメリット。
超高層マンションや大型のビルなどに採用されては来ていますが、いかんせん一般住宅には・・・
③制震工法・・・・土台と梁の中間に設置した振動吸収装置が建物の振動を吸収して建物の揺れを軽減。
大地震や、風、台風、交通振動まで幅広い振動対策として効果を発揮します。
地盤や敷地条件などの制約がなく、特に大地震後の大きな余震や繰り返しの余震に効果がある。
建物が地震の被害を受けるときは、地盤と建物の固有振動数が゛大きく関係してくる。
一般的に建物の振動数と地盤の振動数が近いとき、地震が発生すると「共振現象」が起こり、建物の揺れが
大きくなり、建物は大きな地震被害を受ける。
この『共振現象』から建物を守るには、耐震構造は効果が期待できない。
制震工法は、建物の揺れを小さく押さえることで地震の被害を軽減するのが特徴。
揺れが小さければ、家具などの転倒による被害も少なくなるわけです。
制震設計の考え方とは
「柱・梁・壁」等の構造物の主体部材が負担しなければならない変形エネルギーを軽減し、振動エネルギーを
熱エネルギーに変換して主要構造物の健全性を確保する長寿命建築の構成が可能な装置。
耐震工法を基本として、長寿命の家造りに「制震工法」を導入するのが施工費も含めて現在考えられる一番良い方法 だと思います。
建物のダメージを軽減し、本震後、繰り返し襲う「余震」対策、そして建物内の家具の転倒を軽減してくれるのなら
これほどいい事はなさそうです。
後は、装置の設置費用が適切な価格で、何度襲うか分からない地震に繰り返し効果を発揮してくれれば
言う事はありません。
地震に対する備えなくして二百年住宅とは言えない!
家を造るときに、必要な条件は様々ですが家は「住む人の生命財産を守る」ことが最低条件です。
最近の大地震の事例として
1995年兵庫県南部地震 2004年新潟中越地震
マグニチュード 7.3 6.8
震度 7 7
死者 6,434人 51人
負傷者 43,792人 4,794人
全壊・半壊棟数 249,180棟 1,600棟
余震 250回, 本震発生後2時間以内に震度6が3回、
その後1ヵ月間に、825回の有感地震を計測。
すさまじい被害をもたらしたこれらの地震ですが、ここで注意したい事があります。
地震から命を守る事が最低条件、しかし地震の後の余震で全壊したり、全壊しなくとも住める状況ではない。
これでは、生命は守れたとしても、財産は守れない事になります。
そこで、注意しなければいけないのが「余震」の問題です。
地震直後から発生する「余震」について考えてみましょう。
一般的に地震が起きると、最初の地震より小さな地震が続発します。
最初の地震を「本震」、後の地震を「余震」といいます。その特徴は
①余震の数は本震直後に多い。10日目に約10分の1に減る。
②余震の中で一番大きなもの(最大余震)のマグニチュードは平均すると本震マグニチュードより1程度小さい。
③最大余震発生のタイミングは、内陸部では本震から約3日以内、海域では約10日以内に発生する。
1995年の兵庫県南部地震では2時間後、1994年の三陸はるか沖地震では9.5日後でした。
④大きな余震による揺れは、場所によっては本震の揺れと同じ程度になる事がある。
1996年鹿児島県北西部の地震(M6.5)では、4月3日に最大余震(M5.6)が発生、
同県川内市でも、ともに震度5強の揺れとなった。 「出展:地震調査研究推進本部HP」
適切かどうか分かりませんが、ボクシングで言えば強いパンチを貰ってもなんとか立っていられたが
その後の少し強いパンチがヒットしてノックアウトされてしまったボクサーに本震直後の余震で壊れた家が重なります。
多くの余震が本震後に襲い掛かるわけですが、それでも安全な家造りが必要なのですね。
しかも200年と言う時間の中で、このような地震に何回遭遇するかはマッタク分かりません。
一度目の大地震に耐えても、そのダメージを少しでも軽微なものにする工夫が必要です。
ガラスの大地といわれる日本列島・・・地震に強い家を造る。

二百年住宅に必要な条件とは
耐震性に優れた構造
耐久性の確保
時代の変化に対応する仕組み
歴史に耐えられる住いのデザイン様々な要素がある中で、私なりに大きく考えるとザットこんな要素が浮かんできます。
「耐火性能はどうなの」「いや●●もそうだよ」「もっとあるよ」といわれるかもしれません。
それはおいおい考えるとして、「ガラスの大地」といわれる日本列島。
毎年のように「大地震がこの国を襲っている」これは現実です。
となると、200年もの長い間、大地震に遭遇するリスクは一度や二度では無いでしょう。
それはことによると、今この瞬間、それとも明日、何時起きても不思議ではない地震について、考慮しない建物は
とても「二百年住宅」などといえないのです。
ところでまずは「地震に対しての考え方」を整理してみる必要がありそうです。
一般に言われる「耐震性能」のイメージとはどんなものでしょうか?
恐らく大多数は、大きな地震に対して「踏ん張って耐える」ということだと思います。
窓もない極端に言えば箱のような家を造れば、この耐震性能「剛性」は強くなりますが、それではとても家とは言えません。
明るい日差しや、風通しは日々の生活を快適に営む事に欠かせない条件なのは言うまでもないのです。
しかし一方、この快適さそのものを求めるがゆえに無理な設計や間取りが、地震に対して弱い家造りにつながってしまうのです。
そこで、出来るだけ要望をかなえながら構造の安全性を確保する手段として欠かせないのが
「構造計算」ということになります。
一般的な木造住宅は、三階建てをのぞけばこの「構造計算は不要」でした。
二階建て以下の木造住宅等(四号建築物)は、建築士が設計など下場合建築確認申請で構造関連の審査が
免除(これがいわゆる四号特例)され一部書類提出が必要ありませんでした。
この四号特例の見直しが、「今年の六月からスタート」・・・・・だったのですが、どういうわけか腰砕けになってしまい
しばらくは、状況を見るということのようです。
建築業者や、製材業者など素材産業から見れば「四号特例の廃止」はとんでもなく衝撃があるからでしょう。
ビジネスとしてみればまさしくそのとおりですが、「なんとなくこれなら安全」という前提で造られる顧客は
何時までたっても、地震に対して不安を持ち続けなければならないことになっています。
それならば、「家族の生命財産の安全を確保するためにも』あなたがやらなければいけない事はたった一つです。
国や行政に頼らなくても、地震対して安全な家を造る事は出来ます。
それは、住いを造るにあたって「構造計算」を施主として条件にすればよいのです。
簡単なことではありませんか。
これが、最初の二百年住宅への第一歩だと思ってください。
昔の地名はその土地の様相を現している。
平成の市町村大合併や地名変更によって、昔からあった土地の名前が消えています。私の住む街も地名が変わりおしゃれな名前になったのですが、これによってもとの土地の様子を表していた名前が消えてしまいました。
今の名前は「川越市かすみ野●丁目●●番地●号」と変わりましたが、昔の名前は「川越市大字笠幡字東水久保●●番地」だったのです。
昔の名前には笠幡・水久保などいかにも元の土地の姿が現れています。
大きな団地に造成されて元の土地の姿は分からなくなってしまっていても、「昔の名前」には間違いなく土地の様相が表れていると思います。
団地全体が埼玉県の入間川と小畔川に挟まれた土地ですから、大雨が降ると雨水が下水管からあふれて
逆流するときもあるのです。
元の土地の様子を知るには、その土地に古くから住む人に聞くか登記所や役場に行ってその土地の大字、小字を調べてみることです。
そこに「沼・河・沢・窪・葦・・・・」など湿地や谷、水に絡む地名があれば注意する必要がありそうです。
200年住宅の基本・・・地盤
木造住宅それぞれの部位を考える







